マツド・サイエンス研究所

スターリングエンジン

師走である。先生と言われるほどではない私でも忙しい。

土日でも家に居ない週末が続いため、久しぶりに家に居た23日から25日の三連休は、年賀状印刷や洗濯機の修理等たまって居た雑用をするのが大変だった。

三連休の最終日に、やっと時間ができたので、息子とスターリングエンジンを作った。

(「新ライトプレーン」は、もう少しまとまった時間が欲しい。多分、年末から正月休みには何とかなるんじゃないかと思う)

スターリングエンジンを作ったと言っても、ゼロから作った訳ではなく、雑誌「大人の科学 No.10」の付録である。

何故、この本が「大人の科学」と、大人限定のように銘打ってあるのか疑問だ。付録のスターリングエンジンは、小5の息子と作るのにちょうど良い。

だいぶ息子も器用になってきたので、組み立てのほとんどを息子に任せる。

意外と早く完成したので、早速試運転だ。

マグカップにお湯を入れて、その上のスターリングエンジンを乗せる。

十分に暖まったところで、回転板を回すと、ゆっくりと回り始めた。成功である。

しかし、遅い。これ程「ゆるい」エンジンだとは思わなかった。

実は、私もスターリングエンジンは本などで仕組みを知っては居たが、実際に動いて居るのを見たことはなかった。だから、あまりの「ゆるさ」に驚いた。

その反面、空気の膨張/収縮だけで、良く動き続けられるものだと感心もしてしまう。

見て居ると回転板の中心にあるクランクやコンロッドの動きが、いかにもレトロで面白い。また、シリンダーが透明になっているので、中のスポンジ製のピストン(のようなもの、正確には「ディスプレーサ」)の上下運動も見れるようになっている。

まあ、このスターリングエンジンが役に立つとは思えないけれど、見て居て癒し効果がありそうな気だけはする。

ところで、この「大人の科学 No.10」の雑誌本体の表紙は藤谷文子さんだった(書店で並んで居る時は、さらにカバーでおおわれて居る。このカバーの写真は藤谷さんではない)。

雑誌には、藤谷さんと中野不二男さんとの対談記事もあって面白い。

その記事冒頭での藤谷さんの紹介箇所には「宇宙開発のトークショーなどにも定期的に参加中の科学大好き、」とある。この「宇宙開発のトークショー」って、もしかして・・・?

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