マツド・サイエンス研究所

新ライトプレーン初飛行

今朝(土曜日)、風も無く天気も良いので、いつもの公園に「新ライトプレーン『ダックス号』」を飛ばしに行った。

まずは、手投げで滑空試験。

「うあっ」と声を上げるくらい良く飛ぶ。文字通り「糸を引いた」ような滑空だ。オールスチレンペーパー機「ビーグル号」と比べると、段違いの滑空性能である。この差は、「空転ペラ」と「折りペラ」の違いであろうか??

試しに「折りペラ」を開いたままで固定した状態で手投げし、滑空させたところ「ビーグル号」と同じような降下率になった。こりゃ、やはり「空転ペラ」と「折りペラ」の空気抵抗の差は大きいと言うことだろう。(ジェデルスキー翼作る気が失せてしまった。優先すべきは「ビーグル号」用の「折りペラ」だ。)

その他、安定性など全く問題が無い。「ビーグル号」と比べると、二重上反角が翼端上反角になり、背の高いパイロンがなくなっているが、ロール安定は十分取れているようだ。

次は、いよいよ動力飛行である。

軽くゴムを巻いて投げる。ところが、全く上昇しない。これだけ巻けば「ビーグル号」なら、それなりに上昇するのに。

ゴムの量は「ビーグル号」と同じで、プロペラも「空転ペラ」と「折りペラ」の違いはあれ、直径21センチのプラスチック製であることなど、ほぼ同じ条件である。

根本的な原因は、約二割重い「ダックス号」の重量か、「折りペラ」の効率が悪いのか、はたまた自作した真鍮製のコメタルが悪いのかは不明だが、何度か試している内に、ゴムの量を 1.5 倍程度にする必要があることが判ってきた。

残念ながら、公園にゴムを持っていかなかったので、ゴムを足すのを諦め、ゴムを思いっきり巻いて飛ばしてみた。

これでやっと、緩く上昇する。本来、これだけ巻けば急上昇するはずなのに。

ゴムの巻き数が多いので動力飛行時間が長く、その上、動力飛行中の周回特性など未調整なので、直線状に飛んでしまった挙げ句、公園の木の枝に引っかかってしまった。

どうにか、軟式野球のボールをぶつけて回収には成功した。ボールが直撃した主翼が少し傷んだが、修理は簡単にできる。こう言った無茶ができるのが、スチレンペーパーで作った時の有利な点である。

ともかく、修理が必要だったり、ゴムの追加が必要、その上、風まで出てきたので、今日のところは帰宅。

また、明日にでも飛行を再開しようと思う。

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