マツド・サイエンス研究所

ザウルス分解修理

予告通り、ザウルスを徹底的に分解してみた。

写真のように回転/開閉機構部まで分解した。ここに回転式接点があるかと期待したのだが、単にフレキシブル基板が巻いてあるだけだったので、ここまで分解する意味は無かった。

CPU 基板は実体顕微鏡(と言ってもファーブルミニだが)を使ってチェックし、表面実装部品の半田付け箇所が外れていないかチェックした。(以前、USB 接続型のCD-ROMドライブで表面実装のUSBコネクタが外れていて、それを半田付けしただけで直した経験がある)

SDカードのソケットの取り付け部分が外れており、これは半田付けしておいたが、故障の状況原因とは思えない。

その他、目視できる範囲で接触不良の原因になりそうな箇所は無かった。

多層基板の内側で接触不良があったら、手の出しようが無い。

ザウルスのメイン構造体(写真左下)は、細かいクラックや破損が目立つ。やはり、何度も落下させるなど、雑な扱いのためか。

コストダウンのためかメインの構造体なのにプラスチックを使っている。表示部の回転/開閉およびキーボードの打ち込みなど全ての荷重はメイン構造体にかかるのだから、マグネシウムなどの金属で作って欲しかったが、それではコストアップになるか?

結局、明らかな故障箇所を発見できず、汚れを清掃し、コネクタ類は一度全て抜き接点復活剤を付けて挿し直した。

組み立て後、動作はした。

が、表示のトラブルは直っていない。

結局、金曜日の時点と何も変わっていない。

分解/組み立ての結果、全く動作しない可能性もあったから、それに比べればましか!?

しばらくは、不便な状態が続きそうである。

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