マツド・サイエンス研究所

折りペラを作る

ジェデルスキー翼も一段落したので、新たに折りペラを作ってみた。

写真の一番左は、今まで使っていた直径 21 センチの折りペラである。

真ん中は、新たに作った直径 24 センチの折りペラで、右端は直径 27 センチの折りペラ(ブレードのみ)である。

写真を見れば判ると思うが、これら新たに作った折りペラは、市販の空転ペラから作った。

試しに、実際にゴムを巻いて回してみると、直径 27 センチの折りペラは如何にも大きすぎる。ゴムの力が足りずにヨタヨタと回るのだ。その上、重すぎて重心位置が前になり過ぎ、調整が不可能だった。

それに対し、直径 24 センチの折りペラは、ちゃんと回転しているようだし、重心位置の移動も調整の範囲であった。

21 センチのプロペラより、直径が増えている分だけ、回転している時間が長い。モーターランしている時間が長ければ、滞空時間も延びるだろう。それが、今回、新たに折りペラを作った目的である。

そこで、先の週末(日曜日)に、まずは直径 24 センチの折りペラで、テスト飛行を行った。

とっても良く飛んだ・・と言いたいところだが、それでは捏造になる。

実際は、あまり飛ばなかったのだ。

プロペラは、それなりに回っているようだが、勢いが無い。

やっとこ・さっとこ上昇しているだけだ。モーターランの時間が延びても、上昇率が悪くなっているので、高度が無い。従って、滑空時間が極端に減り、全体として滞空時間は短くなっている。

わずか 3 センチ直径を増しただけでもプロペラの影響は大きいんだなあ。

結局、プロペラの大きさを増しただけでは駄目で、ゴムの量を増やさないといけないんだなあ、当たり前だが。

ゴムの量を増やすとして、恐いことが一つある。

ビーグルⅡ世号の胴体は、1 ミリ厚のスチレンペーパーを 2 枚貼り合わせただけのチューブ構造である。

一体、ゴムを増やして、その張力に、どこまで耐えられるだろうか?

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