マツド・サイエンス研究所

時間の無駄

新しいパソコンを買って色々試して居るのだが、そろそろ時間を無駄にしているような気がして来た。

まず、デュアルコア対応プログラミングだが、OpenMP を使うと偏微分方程式の数値計算が速くできると思ったら大間違いで、シングルコアの時より遅くなって居る。たぶん私の使い方が間違って居るのだろうが、原因は調査中だ。

仮想化については、VMware Player を使って、Windows XP 上で、Debian Linux etch を動かす事には成功して居る。

逆に、Xen を使って、Debian Linux etch 上で、Windows XP を動かす事には成功して居ない。

Fedora 7 だと仮想化が簡単に使えると聞いたので、ハードディスクの空き容量に Fedora 7 を入れようと思うと入らない。今まで、考えなしに OS をインストールしたので、XP や Debian (32bit と 64 ビット)とスワップ領域で、基本パーティションの上限4つを使い切って居たので、ハードディスクに空きがあっても使えなかったのだ。

拡張パーティションに作り替えて・・など画策もしたが、結局、Debian の2つは色々と試してゴチャゴチャしてきたので、いっそ消してインストールし直すことにした。

計画的にパーティションを作れば、XP と Debian (32bit と 64 ビット)、Fedra 7 の4つを入れることは可能だ。

だが、結局、Fedora 7 で、Xen を試したが、Windows XP をインストールできなかった。

エラーメッセージの出方は違ったが、結局は、Debian の Xen と同じ原因だと思われる。完全仮想化された Windows XP からハードディスク(仮想化されている)をアクセスするとエラーが出るのだ。高い頻度でエラーが出る訳ではないようだが、XP のインストール を途中で止めてしまう。

準仮想化された Linux からのハードディスクアクセスでは問題が出なかったから、完全仮想化だけの問題と思われる。

これほど明確な不具合なら、私のところ以外でも問題になっていそうなものだが、ネット上では見つからなかった。私の使って居るシステム(Athlon64X2 CPU や nVidia のチップセット、SATA2のHDD)に特有な相性の問題なのだろうか?

Xen はあきらめて、Debian を使える状態に戻そうとすると、今度は、64ビット環境で nvidia のグラフィックドライバーが正常に動作しない。以前上手く行かなかった32ビット 環境での nvidia のグラフィックドライバーが上手く行くのに、今度は何度試しても64ビット環境で上手く行かない。

とまあ、こんな風に、せっかくの週末を潰してしまった。苦労した割りには何の進歩も無い。逆に使える状態だった Debian Linux 64 ビット環境での nvidia のグラフィックド ライバーが使えなくなったくらいだ。

ああ、時間を無駄にした。

こんな事なら、小惑星ネタのコンテンツでも書けば良かった。

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