家族で香港旅行に行ってきた。(全ての写真はクリックすると拡大する)
家族で海外旅行するのも久しぶりだったし、観光らしい観光旅行もまた久しぶりだったので、楽しかった。
今まで、アジアの旅行は、北京に仕事で行ったことと、インドネシアに皆既日食を見に行ったことしかなかった。
北京は中国の首都とは言え、政治的な中心地であり、経済的な華やかさはない。また、インドネシアは皆既日食があったパレンバンと言う地方都市にしか行ったことがないので、ジャカルタなどの都市は通過しただけに等しく、華やかなイメージは残っていない。
だから、香港のように華やいだ東南アジアらしい場所に旅行に行ったのは、今回が初めてだ。
香港というと、ファッショナブルな街と言うイメージで、何となく「アジアで1番のファッション都市」だと思っていた。
それと、恥ずかしながら、雑踏とか贋物ブランドとか、そう言ったイメージも持っていた。
実際に香港に行って、そう言った事前のイメージが全く違っていた事に驚いた。
今さらと言われそうだが、雑踏とか贋物ブランドとは無縁の落ち着いた街だ。
一番の違和感は、海外に居るのに全く違和感が感じられないことだった。驚くほど、日本国内に居るのと変わらない。安全だし、落ち着いているし。
女性のファッションも日本とほとんど変わらない。強いて言うなら、日本よりも落ち着いた色の使い方をしている。香港に来る前は、日本よりもずっと派手な色を使っていると想像していたんだが。
左の写真は、北角と言う場所で、私が使った格安ツアーのホテルのある周辺だ。
最初、着いたとき、映画版『攻殻機動隊』の雰囲気だなあと思ったが、むしろアメ横。いや、アメ横よりも、ずっと落ち着いている。
写真だけ見ていると、ちょっと怖そうな感じがするかも知れないが、夜歩いても全然怖くない。本当に人々は落ち着いている。
香港は、皆、真面目に働いていて、落ち着いていて、経済が回っていると言う印象だった。もちろん、昨今の不景気で痛手を受けてはいると思うが、数日間の滞在では、そういう印象はなかった。
今回の香港旅行で、1番感じたのは、むしろ日本・東京の方が、よほど異常だと言うこと。
東京って、渋谷、新宿、銀座、秋葉原に限らず、香港より、ずっとエキサイティングだって思った。
もちろん、たった数日の旅行で、香港の全てを知った訳ではないので、正確な事は言えない。
ただ、上澄みだけ見比べても、やはり東京って滅茶苦茶だって思えるんだが。
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