Ubuntu 9.04 がリリースされた。
さっそく試してみた。
試したハードウエアは全て LOOX U/C30だ。
アップグレード版 Ubuntu 9.04
普段使っている WindowsXP と Ubuntu 8.04 以外のパーティションにインストールした 8.10 をアップデートしたもの。実は以前から、9.04 のアルファやベータが出る度にアップグレードしていた。
何の苦労もなく、アップグレードできるが、以前からイジっていた 8.10 への設定が中途半端に残っていて使いにくい。
ログイン画面が格好良い。
Netbook Remix
2G の USB メモリに書き込んで起動可能にして試した。
USBメモリなので、ファイルのアクセスには時間がかかるのは仕方が無い。
が、それを差し引いても遅い。
以前から、UMPCとかNetbook Remixとか、名前が異なるが、Ubuntu のモバイルPC用のバージョンは、見た目は良いが、やたら遅くて実用にならなかった。今回も同様。ちっとも改善されていない。
何でCPUパワーが無いモバイル用なのに、こんな重いシステム作るかなあ?
Moblin V2に期待!
Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CD (x86用)
こちらは、1G の USB メモリに書き込んだ。ライブで試しただけで、HDDにはインストしていない。
8.10 からアップグレードした 9.04 と、ほぼ同じ。ただし、ライブUSBなのでログイン画面は出ない。
クリーンインストしたわけではないので、確実な事は言えないが、9.04 は全体的に落ち着いて格好良くなっている。
ただし、Z530/Z520 を使ったミニPCの場合、GMA 500と言うグラフィック機能に対応していないので、vesa を使わざるを得ず、高解像度が使えず、描画速度が遅い。
普段、フレームバッファを使えるようにした 8.04 を使っているので、描画の遅さに戸惑う。文字表示などなら良いが、動画などでは問題だろう。
私の場合、タッチパネルを使って、絵を描いているのだが、フレームバッファが無いと遅すぎて絵にならない。
Ubuntu 9.04 登場直前に、8.10 用のフレームバッファドライバが出た。
9.04 入れるよりも、8.10 に戻してフレームバッファドライバを試すべきか?
それとも、Moblin が GMA 500に対応するのを待つか??
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