Ubuntu Magazine Japan vol.01 と言うのを読んだ。
週刊アスキー増刊の うぶんちゅ の続きみたいなもの。
記事には、最新のネットブックに Ubuntu をインストしようとしても、グラフィックやLANドライブで問題が出るんだと言う事が書いてあった。私の LOOX U/C30 には、グラフィックに GMA500 を使っている ATOM Z520 がCPUなので、インストは面倒なんだが、グラフィックにGMA950 を使っている ATOM N270 とか N280 の CPU のネットブックでは、楽なんだと思っていたら、そうでも無いみたい。
それから、Viliv S5 と言う MID には興味があったのだが、Ubuntu をインストしようと思っても、グラフィックに GMA500 を使っている上に、LANドライブは使えないし、その上タッチペンも使えないとなると、どうしようもないことが判った。買わなくて良かった〜。と言っても、SmartQ5 を買った後に、Viliv S5 を買う余裕は無いけど
はっきり言って、Ubuntu の現行バージョンの 9.04 は、ちょっと問題多いよねえ。私も使っていて、タッチペンはハングしまくるし、Bluetooth は使いにくいし、未だに GMA500 は正式サポートではなし。
どうしても、次のバージョンの 9.10 に期待してしまう。実際、既に 9.10 を取り入れている SmartQ5 のできが良いし・・・
で、この週末に LOOX U/C30 で Ubuntu 9.10 をはじめ、色々と新しい OS を試してみたので、報告する。
なお、 LOOX U/C30 は CPU に ATOM Z520 を グラフィックに GMA500(1280x800ドット)、無線LANに ath9k を使っている。
おり、内部的には VAIO-P と近い。何かの参考になれば、幸だ。
また、以降すべてのOSは、2GB の USBメモリーに入れて、USBから起動しただけで、HDDにはインストしていないので、注意してもらいたい。
* Moblin V2.0
正式リリースされた Moblin V2.0 は起動すらしなかった。元々、GMA500は未対応と判っていたので、期待しては居なかったが、それでも酷い。
Moblin V2.0 は、元々 インテルがネットブック用に開発したもの。つまり、最初から ATOM を使ったネットブック用のはずだ。ATOM を使ったネットブックと言えば、GMA950を使ったN270/N280 と GMA500 を使った Z520/Z530/Z540 の二種類しかない。(NVIDIAがグラフィック作っている ION は除く)
にも関わらず、GMA950にしか対応していないなんて、酷すぎるよねえ。
インテルは、なに考えているんだろう?
* Jolicloud 留2C
ネット上に Jolicloud の次期バージョンは、GMA500に対応するとあったので、期待して試す。
残念ながら、現行のα2C版は GMA500には、未対応。
それでも、USBからは起動できて、グラフィックは、1024x600ドットで表示できる。
日本語にも全く対応していないが、9.04 UNR よりは、ずっとレスポンスも良く、使い物になりそうだ。
Jolicloud の正式リリース版に期待!!
* Ubuntu 9.10 β版
起動するのに、やたら時間がかかったが、それでも起動可能。一応使える。
予想はしていたが、標準のままでは、GMAは使えず、画面は 1024x768のまま。多分、正式リリース後には、9.04 と同じく、PPAで GMA ドライバが公開されるのだろう。
9.10 β は、9.04 をデザインを少し変えたくらいで、中身はほとんど同じと言う印象を受けた。正直、SmartQ5 の 9.10 の方が先進的な匂いがする。
正式リリースに期待したいが、8.10、9.04 と続けて期待を裏切られているので、心配・・・
LOOX U/C30 の無線LANに ath9k と書いたが、Jolicloud でも Ubuntu 9.10 β版でも、無線LANやBluetooth を試すには至っていない。
今後、試してみる・・・かもしれない。
注意
ブログのコンテンツの内、「告知」など時期よって情報価値が無くなるのは除いてある。また、コンテンツに付いたコメントは書き込み者に著作権があるものと判断し、ここに持ってきていないので、コメントを見るときは、元々のブログコンテンツを参照してもらいたい。
その他、ブログ発表後、コメントなどの内容を反映するなど、内容を変更しているものもあるので、注意してほしい。