ここ2~3箇月に読んだ本の感想など、いくつか。
【数学ガール3】
萌系の本だと思って舐めてかかると酷い目に会う本。
今回はゲーデルの不完全性定理。これを正面から説明している。
ただ、もうちょっと「『不完全定理は理性の限界』ではない!」の部分の説明が弱い。
やはり、「理性の限界」に見えてしまうもの、これでは。
結局、理性・・・って何なんでしょうね?
【量子コンピュータとは何か】
読む価値あり。
何となく、「量子コンピュータがあれば全て解決」的な本が多い中で、やっと具体的なイメージを判りやすく説明した本に出会った。と思ったら、この本意外と古い本の再出版なんだ。最初の出版から読んでおけば良かった。
で、判ったのは、「量子コンピュータは万能解決マシン」じゃないって事。
結局、意識とか感情って何なんでしょうね?
(これらの本を読む直前に「ハーモニー」を、読んでる最中に「消失」を見た・・・)
【ほうかごのロケッティア】
女子高生が軌道投入ロケットを作る話。「なつのロケット」の女子高生版。
ライトノベルは余り読んでいないのだが、それなりに面白いと思った。
舞台の「島」は東京都の設定だけど、これ種子島だよ。昔、住んでいたときの事を思い出しちゃったぜ。
実は、本文より、最後にある「参考文献リスト」が傑作!
知った人ばっかりじゃないか・・・・私のも入っているし。
(小説中のクラスメートに私と同姓の女の子が居たけど、それわざと?)
実は、飲んでいる時、笹本氏が「こんな本があるぞ」と私と あさり氏に手渡したのが、この「ほうかごのロケッティア」って本。
どこで、どう言うシチュエーションで、どんな人の集まりで、この本が酒の肴にされたかを知ったら、作者が青ざめるんじゃないかと思うと面白かった。(悪趣味だな、私も)
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