先日、仕事で東京に行った帰りに秋葉原のパソコン量販店によって、初めて Windows 8 を触ってみた。Windows 8 は、すでに発売から2週間ほど経っているのだが、いまだに動作しているものを触ったことが無かったのだ。
触ったのは、もちろん Windows 8 の特徴が判るタッチパネル式のモデル。
店頭に並んでいるタッチパネル式のノート・パソコンで、アイコンの並ぶ最初の画面で、一番左にあった「カレンダー」と書いてあるアイコンをタッチした。
すぐに「カレンダー」なるアプリケーションが起動すると思いきや「ユーザーが登録されていません」とか言う意味の白っぽい画面が出た(正しい文章は覚えていないが、だいたいそう言う意味の文章)。
つまり「カレンダー」なるアプリケーションは、スケジュール管理ソフトであり、スケジュール管理すべき対象となるユーザーが登録されていないと、そのアプリケーションが起動できないことは、すぐに理解できた。
ところが、そこからにっちもさっちも行かない。ユーザー登録画面は出るのだが、もちろん、登録なんかしたくはない。キャンセルしたいのだが、どうにもわからない。エスケープキーを押そうが画面をあっちこっちタッチしようがどうしようもない。普通、キャンセルボタンか、ウインドウの左上か右上に×マークのクローズボタンがあるべきだろう。
結局、わずか、数秒で、「ユーザーが登録されていません」と言う画面が出ただけで、私の Winodws 8 初体験は終わった。そして、その感想は「こんな馬鹿な OSなんか買うもんか」でオシマイ。
しかし、いったい、マイクロソフトは何を考えて、こんなユーザー・インターフェースを作ったんだ?
全く直感的に使うことができない。
私は、アップル信仰者じゃないけど、iPhone や iPad の方が遥かに直感的に使えるぞ。
だいたい、秋葉原のパソコン量販店の店頭に、ユーザー登録の必要ないようデモ用にセッティングした状態で展示するくらいの配慮がないものか?
まあ、最初から、Windows 8 なんて使う気ないけどね。正直、Linux に入れ替えるベースとして適当なパソコンないか見に行っただけだけど。それでも、日本でノートPC買う時は、Windows プリインストールモデルになるので、嫌でも潜在的な購買者になったはずなのだが、それすらも嫌気がさした。
こんな Windows 8 なんて売れる気がしない。と言うより、マイクロソフトは Windows 8 を売る気がないとしか思えない。
まあ、Ubuntu の方も、最新ユーザー・インターフェースである Unity がひどいもので、同じようなものなんだけど。
とにかく、 直感的に使えないユーザー・インターフェースのパソコンなんて欲しくない。
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