また、 1 + 2 × 3 = の順にキーを押して、 9 が出る電卓は不許可で、ちゃんと数式通りの入力ができる物は 7 が出るはずである。なお、=キーの代わりに ENTER キーがあったり、逆ポーランド式の電卓は使いにくいので止めたほうが良い。(SF作家の野尻抱介氏は、どうも逆ポーランド式が好きなようだが、これで軌道解析をしていたのは15年以上昔の話で、今は軌道屋と呼ばれるプロの間からも消えてしまった。今では、フォース[スターウォーズの"力"では無い]が使える人だけが使っている。)
有効桁数は、10桁+指数あれば十分だが、8桁+指数でも使えないことは無い。関数は、 sin, cos, tan と、これらの逆関数 arc sin, arc cos, arc tan 及び浮ニ は最低限必要だが、これが無い関数電卓は、まず存在しないだろう。推薬計算の場合、 ln と が必要になるが、こっちの方は、まれに無い電卓があるので注意が必要だ。
さらに hyp sin, hyp cos, hyp tan 及び、これらの逆関数があれば言うことはない。hyp sin 等は今回の説明の中では使用しないが、実はスイングバイの計算の時に必要になのだ。