英国文化考で何度もキットカーの特集をしているが、キットカー以外にも英国の街には変わった車があふれている。今回は、ギルフォードで見かけた車を紹介するが、本当はカメラを持ち合わせていなかった等の理由で写真を撮れなかった車が多数有った事を付け加えておく。
英国では、毎朝新聞を配ることはない(昔、新聞配達の習慣が有って、今は廃れたのか、最初から無いのかは知らない)が、日本ではすっかり廃れた牛乳配達は今も健在である。その上、牛乳配達の車は、電気式の三輪車で、とても遅く、朝の通勤通学のラッシュ時の邪魔になっている。が、私は可愛いので好きだ。
電気式なのは、環境保護のためだろう。だが、低速走行のため、後続車の排気ガスが増えたら何にもならないだろうなあ。
全ての牛乳配達車が電気式なのではなく、ガソリンorディーゼル式の四輪トラックも多い。ここでも電気式三輪車は決してメジャーなものではない。
サリー・モーターショーに展示してあった三輪車。モーターショーと言っても、公園だか牧草の芝生の上に車を並べているだけのもので、入場料も無料。ほとんどは、ローバー、フォードやフォルクスワーゲンと言った普通の車が置いてあった中に異色の三輪車。
後半分は、フォルクスワーゲン・ビートルのようだが、エンジンにはアルファロメオと書いてあった。前半分はオートバイだろう。キットカーと言うよりはカスタムカー・ビルダーだと思う。
日本でも人気のロータス・エリーゼ。2年半前の東京モーターショーに、わざわざ行ったのに来ていなかった。私の最も好きな車の一つである。本国英国では結構走っているが、やはり人気で品薄、18ヶ月待ちである。
これも、サリー・モーターショーに展示してあったものだ。この写真撮影後に運転席に座ったが、ほとんど、カートに近いね。ドアの下の敷居が高い割には、シートが低いので、腰の悪い人には乗り降りがきつそうだ。
運転席に座った私の姿は、妻と子供に言わせると「子供のように喜んでいた」そうだ。
「キットカーと自作スポーツカー」のページに何度も登場するSTYLUSやFURYを開発したSylvaの最新作。もちろん、キットカー。詳細は一切未確認。
これはサリー・モーターショーに有った。と言っても、展示してあったのではなく、一般客用の駐車場に止めてあったもの。展示車よりも面白い。
一見、セブンだが、明らかにロータス・セブンでもケータハム・セブンでもないセブンもどき。数あるセブン・タイプのキットカーの内の一台と思われる。
これまた、サリー・モーターショーの一般客用駐車場に止めてあった。
結婚式を挙げた新婚を載せるための車。近所の教会の前に止まっていた。
こう言う本格的な高級車は、私の趣味の守備範囲では無いので、詳しくは知らない。