4月16日に、英国文化考の一番目の話題として、「キットカーと自作スポーツカー」を取り上げたところ、意外なほどの反響を頂いた。ここで、その紹介をしたいが、残念ながら、日本の車検制度に関する新たな情報は無い。
今回(5月21日)、「キットカーと自作スポーツカー」の内容を大幅に追加したので、それに対する反響を送って頂けたら、このページに追加したいと思う。もちろん、日本の車検制度に対する情報も大歓迎であるが、その他、「キットカーと自作スポーツカー」に対する意見、指摘、感想など、どんな内容でもかまわないので、メールで送ってください。
なお、このページに、反響を載せる時は、本人からの要望が無い限り、匿名とし、迷惑をかけないように心掛ける。
『件名: Re: 野田さんのホームページ を見よう! 見た見た。本当におもしろい男だねえ。ふうー。私の友達にも、パイプ溶接してオリジナルカーを作っている奴がいたなあ。○○自動車会社に入ったがなにしてるかしらん。野田君と話があいそう。そういや、体型から何からそっくりな気もする。だが、こう効率を考えずに楽しみを追い求めた結果現在の英国(病?)があるのだろうか?それとも、趣味と仕事は完全に切り分けるべきなのか。いろいろ考えてしまったH.Aでした』
英国病と言うか、現在の英国自動車産業の凋落は、確かに効率を無視して、楽しさだけを追い求めたせいだと私も思う。・・が、当の英国人は、実用的な車の生産が英国主体で無くなっても、あまり気にして居ないみたい。それは、かって日本の主たる産業だった繊維産業が、今では東南アジアに生産拠点を移っても、別に日本人は日本経済の没落とは取ってないのと同じことだと思う。
ところで、このH.A氏、ホンダのS600の三台のスクラップから、一台レストアした経験を持つ本物のエンスー(オタク)である。この人に、これほど言われる筋合いは無いと思う。
『恒星間ネタよりも、キットカーの記事を非常に興味深く拝読させて頂きました。日本の車検制度は良くは知りませんが、○×センタ−内は「私有地」扱いになるので、車検に関係なく走らせられるのでは?! (スピードは出せませんが (;o;))裏××研究(?)で作ってしまおう!?今のセンター長(Kさん)ならOKと言いそうですけどね。英国の車検制度と日本のそれを比較されていますが、自分が思うに、英国の場合、車検制度よりも自分で車を作る連中の方が歴史的に早かったのでは?というか、自動車の草創期に、手作りで車を作っていた連中の内の一部がローバーやジャガーに成長し、残りが趣味としての「手作り自動車」として今に至っているのでは? とすると、キットカーが社会的に認められていることに納得がいきます。いわば先住者ですから。日本の場合、個人持ちの自動車の普及はこの40年ですから、「趣味としての車」より、車検制度の方が先に輸入されたのでは? 技術よりもこうゆう方に興味が行ってしまうT.Aでした。』
此奴、一緒にマツドサイエンティスト研究所の研究報告を作った仲なのに、そっちよりも「キットカー」の方が面白いと抜かしやがる。(そんな訳で、マツドサイエンティスト研究所の更新が予定より遅れている)
確かに、○×センタ−内なら、ナンバー無しで走れるだろうなあ。Kさんがセンター長なら許してくれそうだし。別にKさんが理解があると言う訳じゃなくて、あの人こういうのが好きだからね。きっと、走らせる条件は、自分も運転させろ・・・だよね。でも、やっぱり、ナンバー取って公道を走りたいよう。
それから、「車検制度より手作り自動車の方が先住者」と言うのは納得した。なるほどね。きっと、そうなんだろうね。
『キットカーなんかとりあえず持ち込んじゃえば? ○×センター内だったら走らせられるじゃないの?イギリスのナンバーそのままっていう方法もあるかもしれない。』
前半は、T.A氏と同じコメント。ところで、○×センターって何処かって? それは想像にお任せする。
後半は、組み立てに300〜400時間かかるんで、英国内でナンバー取るとこまでは行かないのでパス。やっぱし、何とか、日本で、ナンバー取れないかなあ。
『You did it! みたじょ!(^^』
この人は、本物のレーシングドライバー、×○レースのチャンピョンだったりするので、知る人ぞ知る。もし、万一、キットカーなり自作スポーツカーなりを、日本に持ち込んだら、この人にテストしてもらおう。
『はじめまして。私は○△市に住んでいます。キットカーに大変興味があります。もし、日本で車検が取れるのであれば、トライしてみたいです。
以前はレーシングメカニックをしていましたので、組み立ては、何とか出来ると思います。
新しい情報がありましたら、メール下さい。』
うあ、レーシングドライバーの次はレーシングメカニックだあ、すごいなあ。もし、万一、キットカーを持ち込んで、作ることになったら、相談したいなあ。
母上のメールに『車の写真はおとうさん曰く日本に買ってかえれば・・・と、とんでもないことを言っていました、もちろん冗談ですよ。』とあり。
我が父親なら、半分冗談でも、残り半分は本気であろう。この人、東名開通の年に、マークUで、東京〜大阪迄走って、途中スカイラインに抜かれたもんで、翌年、スカイラインGT(残念ながらGTRでは無いが箱スカである)に買い換えた。当時、小学生だった私に六気筒エンジンと、ミシュランのラジアルタイヤの性能をトウトウと語っていた事を憶えている。当時の私にはチンプンカンプンだったが。
最初の繰り返しになってしまうが、「キットカーと自作スポーツカー」に関する意見などをメールにて送って頂ければ、このページに追加したい。特に日本におけるキットカーや自作自動車のナンバー取得に付いての情報を望む。