ロンドンの「KEMPTON PARK EXHIBITION CENTRE」で「THE LONDON KIT AND SPECIALIST
CAR SHOW」と言うキットカーのモータショーが8月1日と2日の二日間、開催された。二日間の内、8月1日に見物に行ってきた。
会場は、どんなところかと思っていたら、要は競馬場であった。私は競馬は趣味ではないので、日本の競馬場がどんな所か知らないが、モーターショーの会場となった競馬場は、とても広く、メイン会場は、観覧席の下で、競馬のレースコースの中に一般客のキットカーの駐車場があり、これも見学出来るようになっている。(関係ないが、競馬のコースの芝って初めて見たが、長めにそろえてあって、とても奇麗であった。)
会場の入り口に置いてあったコブラ。レプリカだと思うけど、よく判らない。
流石に入り口に置いてあるだけあって、状態が良いと言うか良く作っていると言うか? であった。
一緒に写っているのは、我が家族である。
フロントにV2エンジンを積んだ三輪車。写真がごちゃごちゃになって、メーカー不明。
こんな物が手作りでナンバーを取得できるのだから、英国の車は良いよね。
日本でも有名なジネッタG27のシャーシ。
あのとっても美しいボディの下には、こんなシャーシが隠されているのだなあ。
フロントはノーマルのダブルウイッシュボーン、リアは5リンク式のリジットである。
このシャーシに見とれて、ボディの付いているG27の写真を撮るのを忘れてしまった。奥の黄色い車がG27なんだけど、この写真で全景が判る訳無いか!!
Ginetta Carsのホームページを見るとG27の全体像が判るぞ![1998.10.21追記]
MG・TC/TDのレプリカで、NGと言うキットカー。ほとんど冗談のような名称。
私の妻は、どうも、この傾向の車が好きみたいで、こういう車の後ろにバックを積んで、ハイキングとかをしたいみたいだ。
Gardner
Douglas Sportscarsと言うメーカーが出しているコブラ・レプリカのシャーシ。前後ともダブルウイッシュボーン。V8エンジンも付いているし、なかなかの迫力である。
このメーカー、レプリカのコブラと言うより、本気でスポーツカーを作っているみたいで、レースなどにも参加して、良い成績を残しているようだ。いっそオリジナルのスポーツカーにすれば良いのに・・・・
Garder Douglas Sports Carsのホームページを見るとGD427の全体像が判るぞ![1998.10.21追記]
これは、レプリカではなく、本物のロータスMk6。ケータハムのブースに展示してあった。レプリカでないとは言え、ロータスMk6もキットフォーム販売していたと言うから、キットカーには違いが無い。
フロントのサスペンションが、オースティン・セブンほとんどそのままと言うのが面白い。
Tigerと言うメーカーが出しているセブンタイプのキットカー。キットフォームそのままで展示してあった。これが、2,295ポンド(約50万円、1ポンド=220円で計算しているが、そろそろレートも見直さないとね)だと思うと安いよね。キット以外に「部品取り車」としてSierraが必要である。
こんなのが自宅に配達されたら、それこそ小躍りして喜んじゃうよねえ。
モーターショーの会場内では、何軒も部品屋が店を広げていた。この店はライトとか計器とかを売っていた。